【体験談】中絶にまつわる体験からの大きなギフト(前編)
7月のベーシック講座で
お話ししてもらった体験談の2つ目
お母さんになるのが夢だったのに、
中絶せざるを得なかった悲しみ、
そしてその悲しみを
一番にわかって欲しい母が
話を聞いてくれなかった。
4年間何をしても癒されなかった
その悲しみが浄化でき、
母の真意がわかった体験談です。
中絶したことそのものよりも、
苦しみの原因になっていた、
「話を聞いてくれない!」
ということの、怒りや悲しみ、孤独に
向き合った貴重な体験を
お話ししてくれました。
ーーーーーーーーーーーーーーー
お母さんになることが憧れだった私が、
中絶を経験。
その辛さ、悲しみに4年間苦しみました。
一人で抱えきず、
とにかく誰かに話を聞いてほしくて、
家族、友達、癒し系のセラピストなど
渡り歩いたけれど、
最後には誰も話を聞いてくれなくなって
最後に行き着いたのがIRMでした。
感情学修で、
その悲しみの根本に向き合い、
2ヶ月でネガティブ感情が浄化。
中絶したことを全肯定できました!
その経緯の一部をご紹介いたします。
私が一番話を聞いて欲しかったのは、
母でした。
しかし、母は「忘れなさい」の
一点張りで耳を傾けてくれませんでした。
母への不信が募りました。
感情学修で向き合ったのは、
母に対して
「何で私の気持ちをわかってくれないの?」
という怒りの感情です。
時間をかけて自分の内面を丁寧に
掘り下げていった時、
その怒りの根っことなっていたのは、
「母は私の最大の理解者であるべき」
という決めつけ(価値観)でした。
だから、母が話を聞いてくれないという
現実を目の当たりにした時、
怒りの感情が湧いてきたのです。
どうして親なのにわかってくれないの?と。
母は、私が幼い頃から
よく話を聞いてくれる人で、
それがとても心地よく、
私は母のことが大好きで、
大きな信頼を寄せていました。
また、母は私が困らないように
先回りして、いつも道を整えてくれ、
ありがたいことに、
私は整備された舗装道路をずっと
走らせてもらっていたのです。
私は母にすっかり頼りきり、
自分の考えで行動を起こすということが
苦手な大人になっていました。
振り返ると、
この中絶を選択したことも、
最終的に自分が決めたことで
ありながら、その自覚が薄く、
自分の辛い感情も、母に頼って
どうにかしてもらおうとしていたことに
気付かされました。
IRMの5つの法則①
「現実を創造している自覚を持つ」
を意識させられた瞬間でした。
また、法則②の
「出来事を心の鏡として観る」
を当てはめ、話を聞いてくれない、
分かろうとしてくれない母の姿を
“自分の心を映す鏡”として観た時、
私自身が、何かを聞こうとしていない、
分かろうとしていないということなのだ!
と捉えることができました。
そして、
「私が向き合おうとしていない大切なこととは?」
という問いが自然と生まれ、
自分の内側に何度も問いかけた所・・・
『私は自分の本心と向き合って
こなかった・・・!』
という気づきにつながりました。
中絶を体験したのは私であり、
そのことでの悲しみも
私が感じていること。
その苦しみ、辛さを本当に受け止め
理解できるのは、
体験した自分自身でしかなく、
私が私を認め、自分の心に寄り添う
必要があったのです。
本当に受け止めるというのは、
そこから逃げずに、
自分の感情を丁寧に感じ取り、
「なぜ、この体験をする必要があったのか?」
そこからの学びを受け取ることでした。
誰も聞いてくれない状況に陥ったことで、
私は初めて自分と向き合うことができ、
大きなギフトを受け取ることになりました。
それまでは、私のことは母が決めている
という感覚があり、
自分で自分の人生を歩いている感覚を
持ちづらかったのです。
しかし、母が決めているというのは
私の思い込みであり、
私自身が母の提案を受け入れ
決めていただけだった!
すべて自分が創造してきた現実だった!
と気付けたのです。
そこから、
自分が本当に望むことを望んでいいし、
創造もしていけるんだ!
と思えるようになりました。
ずっと自分に自信を持てなかった
私にとって、大きな希望になりました。
空に帰っていった子どもが
命懸けて教えてくれたこと…
命はかけがえのないもの、
自分を大切にすることが一番大事だ
ということが、心の真ん中にドン!
と入りました。
そして、これからは、
この命を心から大切にし、
全うしていきたい!という誓いが
湧き起こったのです。
法則③の体験を「全肯定」、
法則④の純粋動機でオーダーが出た
瞬間でした。
その大きなギフトに気付いてから、
不思議なことが起こりました。
(後編に続きます)