悩みとネガティブな感情の関係
どうみても悩んでいそうなのに、
本人は
「別に悩みじゃないよ」
と言っていたり、
話を聞いていると
不満を抱えていることが
明らかなのに、
「ネガティブな感情なんて
ずっと出てない」
と言っていたり。
本人が自覚できていない
と言うこともあるし、
他人のことは絶対わからない
と言うこともありますが
それを考えてもやはり、
「悩み」とか「ネガティブな感情」
という言葉についての概念、
それぞれの言葉の意味が
結構違うのかな・・・と思います。
自分にとっての「悩み」って
こういうもの。
自分にとっての「ネガティブ感情」
ってこういうもの。
・・・というように。
今日はこの、
「悩み」と「ネガティブ感情」
についての理解を深めることで
自分自身のパターンをこれまでよりも
深く知っていただけたらと思って
書きます。
ネガティブな感情を
根本的に浄化できます!
悩みを根本的に解消できます!
このふたつ、
どういう違いを感じますか?
表現はだいぶ違うのですが、
実は、IRMでは、
やることは全く同じです。
この図を見てください。
(ネガティブな感情を望まない感情と書いています)
ネガティブな感情、例えば、
怒り、嫉妬、自己嫌悪、不安・・・
などから解放されたい!
2度と同じような感情に
振り回されたくない!
と思う時は、
ただ、見えている雑草の部分である
感情だけをなんとかしようと
するのではなくて、
その感情を出している根っこから
抜くことをします。
(根っこの特定と抜き方が
練習が必要なところです。)
そうすると、
例えばいつもこういうことで
子どもに対して怒っていたけれども、
根っこが抜けたら
同じことをされても怒れなくなった!
ということが起こります。
本当にダメなことは、
子どもに対して感情的にならずに
冷静に叱れるし、
温かく見守れるようになると、
子どもがのびのびできますよね(^^)
悩みという時も同じなんですね。
悩み:物事がうまくいかず、どうしてよいか迷い、あれこれ苦しむこと。(goo辞書より)
ある出来事に関して、
ネガティブな感情が発生している
状態を「悩み」と言う
IRMではそう考えています。
なので悩みが・・・という言葉でも
同じ図を使います。
例えば、
子どもがお友達に意地悪してしまう。
という悩みには、
子どもに友達いなくなるのでは
という不安
ママのグループから外されるのでは
という恐怖
自分の育て方が良くなかったのかな?
という自己嫌悪
などのネガティブな感情が
あることが多いです。
逆に、
子どもがお友達に意地悪
してしまったとしても、
ネガティブな感情が出なければ、
悩みとは言わないのです。
それは、ただ無関心な場合もあるし、
子どもをそのまま受け止めて、
対処に意識を向けられているという
場合もあります。
悩みの根本的な解消というのは、
出来事に対して否定的に反応して、
ネガティブな感情を
発生させる元である
雑草の根っこを抜く!
ということになるんです。
(ここでは詳しく書きませんが、
根っこはその人固有の
決めつけや思い込みです)
もしかしたら、
自分が不安や自己嫌悪に
ならなくなっても、
子どもが意地悪し続けていたら
解決したことにならないのでは?
と思われた方もいるかもしれません。
そういう方は、
悩みは、
他人や、出来事が作っていると
思われているのかもしれません。
同じような状況下でも、
不安や恐怖に苦しんでいる人、
怒りに満ちている人、
安心して過ごせる人、
その状況の受け取り方は
様々ですよね。
同じAさんの行動でも、
なんとも思わない人、
不満が生じる人、
ありがたいなと思う人、
ひとりひとりの受け取り方が
全く同じってことはないはずです。
だから悩みは100%
自分の受け取り方で創っている
ということです。
ネガティブな感情も同じく、
怒らせる相手が悪い、
心配になるような状況が悪い
のではなくって、
自分の受け取り方で、100%
発生させているということです。
これが、
「現実を創造している自覚」
の、一番最初の段階。
これがないと、
主体的な人生、
自分軸で生きる
ということは、なかなか
叶わないんじゃないかと思います。
ネガティブな感情や悩みを
無意識に人や状況のせいに
してしまっているということなので。
そう聞くと、
モヤっとしたり、イラッとしたり、
する方もきっといらっしゃると思います。
私もすっと受け入れられることもあれば
そうはいっても・・・と
母親との間のことなどはなかなか
そう思えませんでした。
なので、
そう思えないことは
ある意味本人にとっては当たり前
ということも、わかるんです。
そう思えないなりの
理由があるはずなので。
そういう気持ち全てに
自分自身で寄り添っていくことが
大事だと思っています。
ただ、やっぱり伝えたいのは、
ネガティブな感情も悩みも、
自分の反応でしかないんだな!
ということが実感できてくると、
(これは、実感をコツコツ積み上げていくことが大事で、ある程度時間はかかります。)
望むような反応ができる
自分になれて、
自由に自分の人生を
創っていくことができます。
状況や他人に振り回されずに
ご機嫌でいられるのですから
楽だし、幸せですよね。
ということで・・
話が広がってしまいましたが、
ネガティブな感情と悩みについて
書きました。
具体的にどうやって根っこを抜くの?
ということは、
感情学修Cafe、ベーシック講座で
詳しくお話ししています(^^)
ネガティブな感情を入口に、自分をひろげる&好きをふやす感情学修(自己観察)の体験会。
少人数制の初めての方向け講座。現在オンラインで毎月開催。