みんなの効果・実感・変化 no.6

2018.09.6

傷付く心とは責める心

 

10回目のセッションを終え、

そのセッションで実感したことや

受けた影響をメールにまとめ送信し終えた後、

心残りを抱え眠りについた。

 

全て出し切った手応えを感じたはずなのに・・

眠りから覚めた時、どの内容が気掛かりなのか

明確な答えを持っていた。

 

30代の頃の私は、気性が荒い時が多くあり、

妻とケンカした後は特に気分が悪くなった。

胸のあたりがムカムカし、

吐き気がする時もあったほどだ。

当時はなぜ、ケンカの最中でなく、

ケンカの後なんだろうかと不思議に思っていた。

 

でも、昨日の送信内容に新たな発見を

見出した・・・ 他人を、相手を責める、

責めて責めまくるほど、自分がつらく、

苦しいのだと。

 

ましてやその責めている相手が、

自分が最も愛する存在である時・・・

自分を徹底的に責めているのと同じ

現象が起きていたのだろう。

その証拠として、自分の肉体は

吐き気を催すほど 悪いホルモンが

分泌されたのではないだろうか。

自分を責めるのも、他人を責めるのも

変わらないんだ・・・

 

許すとは、許す生き方とは・・・

どんな時も、どんなことがあっても自分を

自分以外を 社会を、妻を、子供たちを、

両親を、亡くなった祖父母を、

生まれ育った環境を絶対に・・・ 絶対に

「責めないこと」なんだと初めて知った。

 

自分にとって傷付いた心とは

自分以外を責めている心の姿勢、態度なんだ。

傷付けられたという被害者意識で、

相手を、他人を、 環境を、社会を

責めているからいつまでたっても、

いつまでも未熟なんだ、

心が穏やかになれないんだ・・・

 

これまで、色んな気付きを 先生やみなさんの

お陰で知ることが出来るようになった。

だけど、時として気分のすぐれない日が

あること、それがどうしてなのか?

分らなかった。

そういう自分に納得がいかなかった。

感謝もしているはずなのに、

冴えない気分はいったいなぜなんだろうかと。

 

この「絶対に責めない」という姿勢があって

初めて 「真の許し」という穏やかな心が、

自分らしい態度が生まれ、

自分や他人への優しさに活かせるのだと。

 

傷付く心とは責める心、

癒されない心・閉ざされたままの心とは

責め続ける心、

責め続けているその心は永久に自分を傷つけ、

癒されることはないと知った。

 

相手に与えているものが、

自分が受け取るもの・・

傷付いた心と癒されない心。

もう責めなくてもいいんだ、終わったんだ、

全てが終わったんだ・・・

 

責めるということが、これほどまでに深い深い、

海の底のように深いものだとは知らなかった。

この絶対に責めない、許すという穏やかな心を

1日の始まりに気付かされたことに

深い感謝の念を全ての人に送ります。

 

生かされている、今日という日に全てを。