みんなの効果・実感・変化 no.5

2018.08.30

私がIRMを学んで変わったことの1つに
「車の運転」に関することがあります。

それは、他のドライバーに対してイライラする
ことが、あまりなくなったという点です。

 

以前は車を運転していると、
他人の運転を責めるように、イライラしたり、
時には血相を変えて前の車を煽ったりと、
ちょっと危険な感じのこともしていました。

 

他のドライバーに対する見方の例を挙げると、
「ここでこんな減速をするなんて、おかしい!」とか
「わざと発進をしないで、意地悪をしている!」など

いま振り返って考えると、恥ずかしくなる
ような見方を、よくしていました。

 

そこに、自分が「制裁」を加えるようなことを
してしまった時には、
今度は相手からの「仕返し」の要素も
加わって、なおさらその被害者意識のような
ものを強めていたように思います。

 

さて、その見方を変えることが出来た
きっかけは、

「与えたものが還ってくる」

という言葉の意味を、私が腑に落ちるように
丁寧に伝え続けていただいたことがあります。

 

自分の受け取り方を基準にして、
(そうではない)相手の言動を
受け取ってしまっていたので、
当時はそこに気づけたことで、
だいぶ楽になれた部分があったと思います。

 

なお、「自分は正しい運転をしている!」
という考え方は、
車の運転だけに限らず、人との関係性の
様々な場面に含まれていたようですが、
それが、特に匿名性や密室性の高い空間で、
顕著に出ていたのだと思います。

 

車を運転していると、
日々色々なことがあります。

瞬間的に感情が揺さぶられるということは
ありますが、以前のように、そこにこだわり
続けるということはなくなりました。

もう、しばらくの間、クラクションを
鳴らしていないことは、その変化の証拠と
言えるのかなと思いました。

 

上記で述べさせていただいた
受け取り方については、
私の個性のようなところもありますので、
全てが完全に解消できたということでは
ありませんが、そのことに気づけて、
改善に取り組むことができているのは、
IRMの学びと「感情学修」に取り組んだ
成果ではないかと思います。

 

そして、そのおかげで、過去の自分と
似たような見方をしている人の気持ちを
うかがい知ることができているようにも
思いますので、できれば、
そのような受け取り方をしている方にも、
IRMの学びの一端を感じていただいて、
また違った見方もあるのだと
知ってもらったたり、それを変えるきっかけに
して欲しいなと思っています。