現実を創造している自覚をもつためのお話・その3「解釈」
『IRMを極める5つの法則』
自分が本当に望んでいる人生に気づき、
そのように生きていくためのメソッド・IRMで
重要なことを5つの法則にまとめています。
『IRMを極める5つの法則』
1.現実を創造している自覚を持つ
まずは、
「現実を創造しているって
どういうことだろう?」
と知ること、考えることなくして
現実を創造している自覚を
深めていくことはできません。
これまでも、
「1.現実を創造している自覚を持つ」
について、
いろんな視点で考えてきました。
今回は
【解釈】で現実を創造している
ことについて考えてみます。
【解釈】の辞書的な意味は、
物事、特に表現されたものを、
自分の経験や判断力などによって
理解すること。
例えば・・・
「同僚の〇〇さんが、目があったあとすぐ逸らした。」
ということに対して、
「〇〇さんは私のことが嫌いなんだ」
という【解釈】をする、という具合です。
さらには、
「(昔のように)みんなから
無視されるようになるんじゃないか?」
という不安が起こったりする方がいます。
(以前は私もその傾向が強かったです)
この【解釈】の元になっているのは、
「経験」からくる「想像」ですよね。
目を逸らされたくらいで、
不安になるってことがわからない
という方もたくさんいると思います。
そういう方は別の【解釈】をするので
不安になるような現実は
創造しないでしょう。
こうして、人それぞれの現実を
【解釈】によって創造していきます。
過去、無視されたことで傷ついたり、
いじめられたことがあったりする方は
その経験から、
自動的に不安になるような【解釈】を
してしまうことがあります。
それに、自分で気づかないでいると
周りの人が怖くなってしまって
発言が消極的になったり
過度に人の機嫌を伺うようになったり
人間関係がギクシャクし出したり
体調を崩したり・・・
どんどん望まない現実を
創っていってしまうということが、
実はよくあります。
自分の経験からの想像だけではなくて、
人から聞いた話や
SNSでよく目にする投稿から、
みんなそうなんだ
こういうものに違いない
と、他人の言葉などからの想像を元にした【解釈】で
不安になったりすることもあります。
それはわかっても、
勝手に想像して【解釈】してしまうのに、
どうしたらいいの?
と思われるかもしれません。
「大丈夫だ」と、言い聞かせて
【解釈】し直せばいいのでしょうか?
ただ、残念ながら、
実際にそう思えてないのであれば
いくら表面的に言い聞かせても、
創造する現実は変わりません。
こういう時には、
自分にとって心地よくない
【解釈】を変えるために
「なんでそう思うのかな?」
と、俯瞰、客観視していくことが大切です。
その時に、その【解釈】のクセが
できたときの出来事を見直してみることも
必要になってきます。
思い出すのが辛い出来事も
あるかもしれません。
でも、例えば、
学生の時ほんの数人から無視されたことが、
大人になった今も
全ての人に無視される可能性を信じている
ことにつながっている
という、冷静に考えたらありえないことを
信じているケースが、よくあります。
(※感情学修では、もっと細かく
どうして信じてしまい手放せないのか、
その意識の元を見つけていきます!)
その過去の出来事を客観的に観て、
プラスにするのは最初からは難しいですが、
マイナスではないというように
捉え直せた時には、
人が目を逸らしたということの【解釈】を
自動的にアップデートすることができるんです。
・・・というわけで、
出来事に対しての【解釈】が、
その後の現実を良くも悪くも創っていく。
(その時は無意識であったとしても)
【解釈】は自分の意思でしていること、
その自覚を持ちましょう!
現実を変えたいのであれば
【解釈】を変えていきましょう!
というのが、
『IRMを極める5つの法則』
1.現実を創造している自覚を持つ
でした。