現実を創造している自覚をもつためのお話・その2「認識」

2025.06.8
カテゴリー:感情科学

『IRMを極める5つの法則』

自分が本当に望んでいる人生に気づき、
そのように生きていくためのメソッド・IRMで
重要と考えていることを
5つの法則にまとめています。

 

 

『IRMを極める5つの法則』

1.現実を創造している自覚を持つ

 

実際に自覚を持っていくためには、

これまで創造している自覚がなかった
ことがらに対して、

「これも自分で創造していたんだ!」と
実感することが重要です。

 

さらに、その自覚はどんどん
深めていくことができます。

 

・・・なのですが、まずは

「現実を創造しているって
どういうことだろう?」

と知ること、考えることがスタート。

 

 

「1.現実を創造している自覚を持つ」

について、
いろんな視点で考えてみたいと思います。

 

 

▼こちらの記事も最初に読んでみてくださいね

そもそも『創造』とは?

 

 

今回は

「認識」です。

 

「認識」というのは、

外界から、視覚・聴覚などの
五感を通して得られた情報を、
価値観によって取捨選択し、
自分の中の知識や経験と照合して
把握するプロセスです。

 

この、
「価値観によって取捨選択し」
という1行は、
辞書などでは出てこないかもしれませんが

IRMでは情報を取り込むプロセスとして
大切だと考えています。

 

私たちは、すべての情報を
(顕在意識で)受け取って
いるように思うかもしれませんが、

情報量は多すぎて、そんなことはできません。

それをしたら気が狂ってしまうほど。

 

 

すべての情報は、五感を通して
まず潜在意識に入ります。

 

そこから、自分が必要なものだけを
見たり聞いたりしています。

 

つまり、自分固有でかつ無意識の
価値観フィルターにかけて
「認識」しているんです。

 

 

そういうつもりはなくても、

見る価値があるものを見て
聞く価値があるものを聞いている

ということです。

 

 

それは好き嫌いとは別で、
好きなものだけではなくて、
嫌いなのに反応しちゃうということ、
経験ありませんか。

 

聞きたくないものほど
意識しちゃって聞こえてくる。

考えたくないけど考えちゃう。

アンチコメントに目がいっちゃう、など。

 

自分がどういうものにアンテナを
向けているかによって、受け取るものが違う。

という言い方もできます。

 

 

そして、これまでの知識や経験を使って、

「これは、〇〇というものだ(ことだ・人だ)」

と認識するのです。

 

この認識のプロセス一つ一つが、
個人固有であることがわかりますよね。

 

なので、外界からの情報を
どう認識するか?は人それぞれで、

認識が違えば、これが現実と
思っていることも変わってくる。

同じことを体験したとしても、
人の数だけ現実が創造される。

 

 

認識により、
一人一人の現実が「創造」される
ということです。

 

 

例えば、

この写真の飲み物はなんだと思いますか?

 

 

 

ワインに見えますよね。

 

こういうシチュエーションで
こういうグラスに入っている
赤い飲み物・少し黄味がかった透明な飲み物は赤ワイン!

 

でも、ぶどうジュースでした
ということもあるわけです。

 

私も先日イタリアンランチで
飲んだのですが、
最近は、あまり甘くない
赤ぶどうジュース・白ぶどうジュースが
メニューに載っていることも多いです。

しかもグラスワインより高価だったりします。

 

こんな感じで、決めつけてしまうこと、
誤解することってありますよね。

 

 

これを、人にやってしまうとどうでしょう?

 

相手のことを100%知っているわけではないのに、

「こういう事を言う人は、〇〇だ。」

「いつも××しているから△△だ。」

「こういうときに、〇〇しないのは△△だ。」

と(無意識に)決めつけてしまったりします。

 

先入観で観てしまうというのもそうですね。

 

そして、その事でネガティブな感情が起こると、
よくないスパイラルに入っていきます。

感情的になればなるほど、
視野が狭くなるので、
決めつけや思い込みが強くなっていくのです。

 

 

そういうときに、
IRMでは「感情」を入り口に、
決めつけや思い込みに気づいていくことを
大切にしています。

 

「嫌な人」と決めつけることで、
嫌な思いをして、悩んでいたことが、

本当に自分の認識次第で

なんでもないことになったり、
逆にありがたいことだったと思えるようになる

という現実の変化を起こせるのは、

【感情学修】の大きな効果です。

 

 

というわけで、

 

この人はこういう人だ、と
認識(想像)することより、
そのような人を創造している

 

その自覚を持ちましょう!

 

というのが、

『IRMを極める5つの法則』

1.現実を創造している自覚を持つ

でした。

 

 

この自覚を持つからこそ、

嫌な現実を変えていけるのです。