【体験談】私じゃなくて世間しか見ていなかった母の記憶

2021.04.25
思い出すと怒りがこみ上げてきたり、

自分を消してしまいたくなったり、

 

だれでもそんな過去の一つや二つは

持っているかもしれません。

 

 

 

私は、数年前まで

一つや二つどころではなく、

いろんな過去の嫌なことに

感情を引き戻されていたので、

 

それらが頭から無くなったら

どれだけ楽になるだろう、

きっと世界が変わるな・・・

と、よく思っていました。

 

 

 

今日は、

そんな忌まわしい過去の記憶から

自由になるための

 

「記憶のアップサイクル」

 

のテーマでお伝えしますね。

 

 

 

新たな付加価値を持たせることで、

別の新しい製品にアップグレードして

生まれ変わらせる

 

「アップサイクル」

 

 

忘れている時はいいけれど、

 

ふとした時に思い出して

ムカムカしたり、

なんのやる気もなくなるほど

落ち込んだりすることもある

過去の記憶に対して、

 

あなたはどう対処していますか?

 

 

 

なんとか頭から振り払おうと

気分転換をしたり、

 

たいしたことなかった、

こう考えたらいいことだった、など、

言い聞かせているかもしれませんね。

 

 

 

ところが、

 

それが、いつまでも嫌な記憶に

苦しめられる原因になっているかも

しれないのです。

 

 

 

 

6ヶ月プログラムのクライアント

Sさんのお話です。

 

 

 

Sさんは、お母さまが、

Sさんそのものを見るのではなくて、

世間で言われているような優秀な子

という像に当てはまるように

育てようと必死だったと

感じていました。

 

 

 

基準に満たないときのSさんには、

あんたなんか恥ずかしいから

あっち行ってという態度を

されていたそうです。

(そうSさんが感じていたということ)

 

 

 

それがつもり、大きな怒り、恨みと

なっていました。

 

 

 

自分が今うまくいかないことを

母のせいにしているとか、

 

あの時代だったから、

良い企業に入るためにと考えるのは

普通だったかもしれない。

 

母からしたら、

良かれと思ってしていたのだろう。

 

 

 

など、

頭ではわかっていたそうですが、

だからといって怒り、恨みの感情は

なくなりませんでした。

 

 

 

それどころか、

自分の子どもへの接し方が、

あれほど嫌だった母と同じだと気づき

過去のお母さまとの記憶への感情は、

さらにネガティブなものに

なっていきました。

 

 

 

つまり、頭で考えていることと

記憶を作っている感情とは

また別だということですよね。

 

 

 

本当にその記憶を手放したければ、

「感情」のことを

忘れてはならないと思うのです。

 

 

 

その後Sさんは、お母さんを

恨んだり怒ったりする感情の

自分の中の理由に、

丁寧に向き合っていきました。

 

 

 

感情を感じながら自分の内面に

向き合っていくIRM特有の方法で

取り組んでいたのですが、

 

意識を集中して向ける中で

ふっと思い出したことが

あったそうです。

 

 

 

それは、

お母さまが9歳の時に

父親が亡くなったという話。

 

 

 

自分の子どもの年齢が

同じくらいだけれど、

今夫が亡くなったら・・・

 

生活していくのに必死で、

子どもの気持ちを考える余裕が

なくなるであろうことは間違いない。

 

 

 

豊かではない家で、母には母なりに

子どもの時に片親だった苦労があって、

 

そのバックグラウンドからできた

価値観の1つに

「良い企業に入れたら幸せ」

があったんだろうなと思ったら、

 

あの育て方も、

私の幸せを願った上での

育て方だったのかもと、

急に思えたそうです。

 

 

 

本当にそうなのかはわからないけど

そうなのかもと思ったら、

 

ああ、

私は母には嫌われてなかったんだ

 

と思えて安堵感が生まれたと

話してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

頭ではいくら考えても

感情がついてこなかったのに、

自然とそう思えるように

なったんです。

 

 

 

怒りや恨みのもとには、

 

母に嫌われているんじゃないか

という恐怖があったのですね。

 

 

 

このように、

感情とその原因に向き合うことで、

 

感情が浄化されるに伴い、

 

過去の忌まわしい記憶が、

温かい記憶に変わる

ということが起こるんです。

 

 

 

そして面白いのは、

お母さまとの忌まわしい過去の記憶を

アップサイクルして

価値ある温かい記憶に変える

きっかけとなったのも、

 

ある時の「記憶」だということ。

 

 

 

過去の感情に向き合う中で、

必然的に潜在意識にアクセス

していくので、

 

すっかり忘れていたような記憶を

ふっと思い出し、

それが浄化の糸口になるのです。

 

 

 

このふっと起こる記憶や気づきには

本当に毎回感動します。

 

 

 

その人にとって今一番必要なことが

起こります。

 

 

 

 

消してしまいたい過去の記憶、

ずっと恨んでいる過去の記憶、

 

意識したくない、考えたくないものに

向き合っていくのは

たしかにエネルギーを使います。

 

 

 

だから避けてしまうのも

当然だと思います。

 

 

 

だけど、

記憶に付随している感情に

向き合い、浄化できた時には

 

その記憶は必ず

アップサイクルされます。

 

 

 

まずはその嫌な記憶に付随する感情を

正面から見据え、感じて、

書き出してみることからスタートです。

 

 

 

記憶のアップサイクルは、

人生をどんどん豊かにしてくれます。