みんなの効果・実感・変化 no.14
〜怒りが浄化されました〜
あれから毎日夫に対しての怒りを
観察していました。
先生から教えて頂いた出所に向き合ってみても
向き合おうとすればするほど
怒りが込み上げてきてしまって
何度も途中で挫折する自分に出会いました。
なんでこの夫が私なのか?
私の鏡だと思うようにすればするほど
悔しさが込み上げてきて、
怒りや憎しみは更に強くなってしまいます。
本当にこんなことをやって悩みが解決するのか
と何度も疑う自分もいました。
ところが、先日のメールにも
書かせてもらいましたが、
自分には自己観察が向いていないんじゃ
ないでしょうかという諦めとお断りの
お知らせを書いている途中に
涙が止めどなく溢れてきて
不思議なくらい穏やかな自分がいることに
気づきました。
先生が言って下さったように
あれが浄化の涙だったと
今は信じられる自分がいます。
あの翌朝、朝食を作っている最中にも
また涙が出てきて、家族に知られないよう
トイレに入ってこの涙はどうして出るのだろう
と問いかけてみたら、
お料理を作らせてもらっている喜びが
あることを感じました。
そうだ、毎日当たり前にお料理を
作っていたけれど、
かけがえのない家族のために
私は働かせてもらえているんだ。
本当にたまにしか言われませんけど、
美味しいと言ってくれる喜びを
家族は私にくれているんだ。
それが私にとってのご馳走だったと
思えたのです。
あー、こういうことなのかと自己観察の意味が
その時やっと理解できました!
だったらこの喜びをもっと味わおうと
その夜は特別な気持ちで夕飯を作りたくなって
買い物にいったのですが、
もう何年も通っているスーパーにある食材が
キラキラ輝いているように見えました。
本当に不思議な体験でした。
その夜、子供は帰りが遅くなることになり、
結局夫と二人きりで食事をしたのですが、
その時に目の前にいる夫に対して
いつもの怒りはどこにもなく、
逆に愛おしい気持ちがあることを
発見しました。
その日もほとんど会話はなく、
お互いただもくもくと食べていたのですが、
食べながら夫に対する怒りの出所に
向き合ってみたくなって、
目の前にいる夫を見ながら
観察をはじめてみると、
そこには自分が座っているような
感覚がありました。
もしかすると鏡であるということは
こういう感覚のことなのかと思い
更に見ていくと、
今度は夫に対する怒りを持ち始めた頃を
思い出しました。
あの時の言葉や態度がずっと私の中にあって、
それを恨んでいることが理解できたのですが、
今はそのことはどうでもいい自分が
いることにも気づき、
では何故毎日のように怒っているのか
その理由が本当はないことも分かりました。
そのことが分かった時、
この数日前までのあの怒りは何だったのかと
問いかけても答えは見つからず、
だったらもう怒らなくてもいいのでは
と思える自分になることができました。
この数日は些細なイライラはありますが、
ずっと持っていた夫に対する怒りは
どこにも出て来ません。
このままずっと出なければいいと
願っていますが、もし出てきたとしても
以前のような感情にはならないのではと
思えるようになりました。
劣等生の私でしたが、見守って下さって
本当にありがとうございました。
これからも頑張ります。