感情の取り扱い方を身につけたら

最近お会いする人たちに
よく話しているのが、
子どもたちみんなが
「自分の感情の取り扱い方」
を身につけられたら・・・ということ。

 

私が、幼稚園のころから30年近く
なんだか生きづらかった、苦しかった、
その理由が紐解けてみて
わかったことがあります。

 

 

悲しいとき、苦しいとき、怖いとき、
怒っているとき・・・

 

どうしたらその苦しい気持ちから
逃れられるのかわからなくって、

その感情が出てこないように
自分に言い聞かせたり、
思い込ませたり、

その時の私の精一杯で
対処してきた結果、

どんどん自分の中に消化できていない
感情がたまってしまっていました。

 

だって、父も母も、学校の先生も、
周りの大人も誰一人として

ネガティブな感情をどう扱えばいいか

なんて教えてくれなかった。

 

でもまわりの大人だって知らなかった
のだからそれは当然だと思います。

 

そしてきっと、
そういうことを教えてもらいながら
育つ人ってとても少ないと思います。

 

 

 

しっかり自分の内面に向き合いたい!
自分を変えたい!と、
決意した31歳の時から

感情発生のしくみ

自分が現実を創っていくしくみ

ネガティブな感情を浄化して
未来の希望へと変える方法

などのIRMを学び、

発生するネガティブな感情には
こうすれば大丈夫。

悩んだ時はこうすれば大丈夫。

という、
自分の中での指針が確立しました。

 

そうできて心から思うのは、
子どもの頃からこういうことを
知って、身につけていられたら、
どれだけ救われるだろう・・・
ということ。

 

最近小学校で、
小中学生の自殺が増えています、
というお手紙が配られたり、
悩みの相談窓口のお知らせが
頻繁にきます。

 

成長するに従って、
人間関係も、悩みも
複雑になってきたりしたときに
自分の感情の扱いが
上手にできるとできないとでは
その子の人生、幸福感が
全然違うと思うのです。

 

だから、2年ほど前に
キッズIRMという形で
子ども向けに感情への向き合い方を
伝えられないかなと
模索した時期がありました。

 

今は、子ども慣れしていない私が
直接子どもたちに伝えるよりも、

お母さん、お父さんから
伝えてもらうのが一番だと
思うようになりました。

 

たまーに私が伝えるよりも、

毎日関わる両親の言葉や行動で
自然に伝わっていく方が
いいんじゃないかと思ったんです。

 

だからまず、お父さんお母さんが
自分の感情の取り扱い方を
習得してほしい。

 

子どもたちを取り巻く大人が
自分の感情に振り回されるのではなく
心地よい自分でいられるような
扱い方を習得してほしい。

 

一人の感情エネルギーが
周りの人に与える影響って大きいです。

 

マイナスのエネルギーではなく
周りに心地よいエネルギーを
発する循環が広がっていったら・・・

あなたの周りはきっと
とても心地よい世界になるはずです。